TOP > スクラバー > これがベンチュリスクラバーの特徴です
含塵ガスをベンチュリ管に入れる事によって、スロート部分で、流速を加速させていきます。スロート部分では、水を使って、加圧や墳霧、グストと接触させることで、後段に設けたサイクロン部分で捕集し、綺麗な空気を排出することができます。この装置を使用することで、有毒ガスを排気することなく、工場運営をすることができます。
ベンチュリスクラバーでは、装置が縦型となっているので、比較的小さな工場で設置スペースが限られてくる場合でも簡単に設置をすることができます。メンテナンスをきっちりと行うことで、長年使用することができるので、多くの工場で採用されている装置です。
塔内に表面積の大きいノズルなどを設置し、ノズルに気液を接触させることで、有毒ガスの微粒子を捕集していきます。ガス吸収などに多く採用されている手法です。充填塔に似た形式がフローディングヘッド方式のスクラバーで、これはプラスチック製の玉を塔内で転がすことで、有毒ガスを排除していきます。
このスクラバーを使うことで、有毒ガスを排出している工場が大気汚染をすることなく、工場を運営することができるようになっています。多くの工場で使用されており、メンテナンスなどが比較的簡単なので、採用している工場も多い装置となっています。
サイクロンスクラバーはサイクロン内で水を加圧し、含塵空気を洗浄していきます。装置は円筒状になっており、本体の下から空気を吸い込み、旋回させながら上部へ空気を運んでいきます。
運んでいく途中で、排気口を設置し、そこから含塵空気を排出します。排出する場合には、高圧噴射ノズルを設置し、放射状に水などを噴射させて行う場合と墳霧ノズルを設置している場合とがあります。どちらの方法であっても含塵空気は綺麗に取り除くことができるので、綺麗な空気ばかりを排出することができるようになっています。スクラバーの装置自体はとても大きくなってきますので、比較的スペースがある大型工場などで多く採用されています。
スクラバーという言葉は馴染みがなかったり、何の意味を指すのかわからないという人も多いと思います。スクラバーは集臭装置のことです。この装置は大気中のほこりやチリ、悪臭や有毒ガスにより汚染された大気を浄化して排出する役割をしている装置です。
化学薬品を扱う工場や、それらの開発が行われる室内で作業を行う時に、この装置を使用して内部の空気を浄化し有毒ガス等を排出する為に使用されます。この装置の仕組みは大きく分けて2通りあります。ガスや水を使用して洗浄する湿式と、汚れた空気を活性炭フィルターに通して洗浄するという乾式です。環境に合わせて選定する必要があります。
ガスを排出すると、必ず有害物質は含まれてしまいます。スクラバーは、排出された有害物質を取り除くために使用される装置です。水など様々な物質を利用して、排ガス中の有害物質を除去して、綺麗な空気に換えてから工場外に排出していきます。
この装置は、工夫がたくさんあり、ダストを完全に分離することができます。分離していく方法は、たくさんありますので、工場から排出される有害物質によって、分離方法を変えていきます。装置の大きさも様々ですので、小さい工場などにも設置することができるスクラバーもあれば、大きい工場で大容量の有害物質を除去することができる装置などもあります。